血液の役割、知っていますか?
私たちの体に流れている血液は、体重全体の約8%を占めていて、体重1kgに対して約80ml。体重50kgの人の体には約4Lもの血液が体内を流れています。
血液は、赤血球、白血球、血小板、血漿の4種で構成されています。
そんな血液には主に4つの大切な役割があります。
物質の運搬
赤血球に含まれるヘモグロビンが、酸素や栄養素、ホルモン、水分などを全身の細胞に送り届け、さらに二酸化炭素や老廃物を運び出す役割をしています。
貧血により引き起こされるめまいや立ちくらみ、息切れや疲労感などは、血液中のヘモグロビン不足が原因です。
生体防御
血液中に含まれる白血球が、体内に侵入してきた細菌、ウイルス、有害物などに対して働き、私たちの体を風邪や病気などから守る役割を担っています。
止血
血液中に含まれる血小板という成分が、私たちが怪我をして出血をした場合に血管の傷口を塞ぎ、出血を止める役割をしています。
内部環境の調節
血液は、気温や湿度などの外部環境の変化に関わらず、体温や血液の酸性、アルカリ性のバランスを一定に保つ役割もしています。
このように血液は、私たちの体を健康に保つためになくてはならないものです。
血行促進は健康に直結する!
『血行促進』という言葉は、皆さんよく耳にするものですよね。
血行とは、血液が心臓から送り出されて全身を巡り、再び心臓へ戻ってくる循環のことを指します。
血行が良いというのは、この血液の循環がスムーズに行われていることであり、体のあらゆる組織がしっかり機能している証なのです。
逆に言えば、血行が悪いと酸素や栄養素が十分に各細胞に行き渡らず、体の様々な部分で不調や症状を引き起こす原因になってしまいます。
血液循環は体温の調節にも大きく関わっていて、血液が正常に体内を巡ることで体温は均一に保たれ、外部環境の気温や湿度などの変化に対しても体を守ることができます。
血行の良さは、このように私たちの健康に直結していて、全身の機能を支える重要な役割を果たしています。
血液が適切に全身を巡ることで、私たちは健康を維持し、日々を過ごすことができています。
血行不良が引き起こす不調
そんな血行が悪くなってしまうと
私たちの体には様々な不調が現れます。
血行不良によって引き起こされる不調、症状には次のようなものがあります。
冷え性
血流が悪いと表れる最も一般的な症状が冷え性です。
血液の流れが悪い状態では、体の末端にまで温かい血液が行き届きにくくなり、手足の冷えに繋がります。
手足は心臓から離れていて、血管もほそいので、血流が滞りやすい箇所です。
冷え性は、主に女性に多い不調で免疫力の低下も引き起こしてしまいます。
肩こり、腰痛
肩こりや腰痛も血行が悪いと起こる症状の1つです。
血行不良は、筋肉を収縮させる原因になります。
筋肉が収縮した状態では、老廃物や疲労物質の排出が滞り、炎症や痛みを引き起こすことで体の凝りや腰痛などが起こります。
特に頭の重みを支えている首や肩、体の軸である腰など負荷のかかり続けている箇所で凝りや痛みが発生しやすい傾向にあります。
眼精疲労
血行不良は、眼精疲労の原因にもなります。
血流が滞ると、筋肉の収縮により目の周りの筋肉も緊張状態になり、眼精疲労を引き起こします。
目のかすみや乾燥、目の奥の痛み、目の充血などは眼精疲労から来る症状です。
全身のむくみ
身体のむくみも血行不良で起こる症状です。
血液の流れが悪いと、血液中の水分が周囲に染み出し、組織の間などに溜まることでむくみが発生します。
血行不良の状態だと、老廃物の排出がスムーズに行えず、血管内に老廃物が取り残されます。
血管内に老廃物が溜まると炎症が起こり、血液中の水分が染み出して体のむくみにつながります。
長時間の座りっぱなし、立ちっぱなしの状態は、下半身の血流が滞りやすく、脚のむくみの原因になります。
肌トラブル
血行が悪い状態が続くと、肌トラブルも起こりやすくなります。
血行不良になると、肌の再生に必要な栄養素や酸素が十分に行き届かず、肌のターンオーバーが乱れてしまい、乾燥や肌荒れ、吹き出物などの原因になります。
抜け毛
髪は、頭皮の毛細血管から栄養を受け取り成長します。
血行不良の状態では、毛細血管まで酸素や栄養素が十分に行き届かず、ヘアサイクルが乱れ、髪が抜けた後に新しい髪が生えてこなかったり、髪が細くなって抜けやすくなるなど薄毛や抜け毛の原因になります。
このように、血行不良は身体全体の不調につながります。
血行不良を引き起こす生活習慣
血行不良は、普段の生活習慣とも深く関わっています。
運動不足
運動不足は、血行不良の大きな原因になります。
血液は、筋肉を動かすことで体の隅々にまで行き渡りますが、体を動かさないでいると筋肉が動かないので血液の巡りが悪くなります。
ストレス
ストレスによって自律神経のバランスが乱れ、交感神経が活発な状態が続くと、血管が収縮して血流が悪くなります。
食生活の乱れ
食事バランスの乱れも血行不良に繋がります。
緑黄色野菜や豆類が不足すると、血液の巡りを良くしたり筋肉を動かすために必要な栄養素が不足してしまい、血行不良を引き起こします。
また、化学調味料や食品添加物が多く含まれるジャンクフードや塩分、糖質、コレステロールの多い食事は、血液をドロドロにしてしまい、血液の巡りを悪くしてしまいます。
身体が出す血行不良のサインは?
自分の体が血行不良になっているかどうかは、次のような症状でチェックすることが出来ます。
顔周り
・目が充血したり、かすんだりする
・目の下にクマがある
・耳鳴りがよく起こる
・歯茎、舌の色がが赤黒い
・吹き出物ができやすい
・シミができる
・抜け毛が多く、髪が薄くなった
身体
・肩が凝りやすい
・手足が冷えやすい
・寒いと皮膚の色が悪くなる
・手足が痺れたり、震えたりする
・便秘がち
・生理痛、生理不順が酷い
・腰痛がある
・不整脈がある
・アザができやすく、治りにくい
・傷跡が治りにくい
このような症状がある人は、血行不良の状態である場合が多いです。
血行不良の解消法は?
様々な不調を引き起こす血行不良の解消には、普段の生活習慣を見直すことが大切です!
血行不良を改善する方法には次のようなものがあります。
適度な運動
適度に体を動かすことで血液の流れが促進され、血行不良の改善につながります。
ウォーキングやジョギングなどの軽い有酸素運動がおすすめです。
入浴して体を温める
湯船に浸かって体を温めることも血行不良改善に有効です。
夏場は冷房の影響で、思っている以上に体が冷えています。
40℃程の湯船に、5分〜10分程度肩までしっかり浸かり、じんわりと汗をかいてきたらしっかり体が温まったサインです。
食事の改善
食生活の見直しも血行不良の改善には重要です。
脂っこい食事や糖質の多い食品などは、血液がドロドロになりやすく、血行不良を悪化させる原因になります。
栄養バランスの良い食事を心がけることが大切です。
水分を取る
体内の水分が不足すると、血液が濃くドロドロの状態になり、血行不良の原因になります。
水分不足にならないためにこまめな水分補給が大切です。
水分補給には、水やノンカフェインの飲み物など糖分やカフェインの含まれていないシンプルなものがおすすめです。
ドライヘッドスパで血行促進!
ドライヘッドスパを受けることも、血行不良改善の方法の一つです!
凝り固まって緊張状態になっている筋肉は血管を圧迫して血液の流れを悪くしてしまいます。
ドライヘッドスパの施術で凝り固まった筋肉を揉みほぐすことで、血管の圧迫が解消され、血行不良を改善することができるのです。
あなたが普段感じている冷えや肩こり、頭痛、眼精疲労、むくみなどの不調は血行不良が原因かもしれません。
普段の生活習慣を見直し、ドライヘッドスパを利用して血行を改善して、健康で元気な体を取り戻しましょう!
ヘッドミント京都祇園店の紹介
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店名 | ヘッドミント 京都祇園店 |
住所 |
京都府京都市東山区祇園町北側270−4 Gion Hanaビル 6F |
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