ドライヘッドスパで眠ってしまうのは勿体無い?深い眠りの秘密!

睡眠について

睡眠は、身体や脳の疲労を回復させるだけでなく、記憶の整理や学習の定着、免疫システムの強化、ホルモンの分泌調節など、さまざまな重要な機能を果たしています。

また、睡眠は脳や身体の状態の違いから、ノンレム睡眠とレム睡眠の2種類に分けられます。

 

ノンレム睡眠(Non-Rapid Eye Movement sleep)

睡眠の中で深い眠りを表す段階であり、一般的にはN1、N2、N3の3つのステージに分かれます。

N1は浅い睡眠で、目が閉じる直前の状態から始まります。

N2は浅い睡眠から深い睡眠への移行段階であり、睡眠中の約50%を占めます。

N3は深い睡眠であり、体の修復や成長が進む段階です。

このステージで成長ホルモンの分泌が最も活発に行われます。

 

レム睡眠(Rapid Eye Movement sleep)

睡眠の中で夢を見る段階であり、筋肉が弛緩し、脳の活動が活発化します。

レム睡眠中は脳波が活発で、目の動きが速くなることから「レム」と呼ばれます。

レム睡眠は睡眠サイクルの中でノンレムと交互に繰り返され、朝方に多くの時間を占める傾向があります。

 

正常な睡眠はノンレムとレムが適切に交互に繰り返されることで成り立っており、どちらかが不足すると睡眠の質が低下し、健康への影響が出る可能性があります。

ノンレムは体の修復や成長、免疫力の強化に関与し、レムは記憶の整理や学習の定着、情動処理などに関与します。

この両者がバランスよく繰り返されることで、健康な睡眠状態が維持されます。

しかし、睡眠時間が長ければいいというわけではありません。

睡眠には個人差があり、一般的には成人が7~9時間の睡眠を必要とするとされていますが、若者や高齢者、体調や生活環境によって必要な睡眠時間は異なります。

また最初のノンレム睡眠の90分間が1番深い眠りで1番大切と言われています。

睡眠不足や睡眠障害は、日中の眠気や集中力低下、情緒不安定、免疫力低下などの影響を及ぼすだけでなく、長期的には心血管疾患や認知症のリスクを高めることもあるので、睡眠の質を上げることがとても重要になってきます。

 

自律神経について

自律神経は、身体の自動的な機能を調節する神経系の一部で主に心臓や血管、消化器官、呼吸器官などの内臓器官の機能を制御し、体温や代謝、血圧、消化、排泄などの生理的プロセスを調節します。

自律神経は交感神経系と副交感神経系の2つの部分に分かれます。

 

交感神経系

・交感神経は「戦闘・逃避反応」を促進する役割を持ちます。

・ストレスや興奮状態になると、交感神経が活性化され、心拍数や血圧が上昇し、血糖値が上昇します。

・交感神経は体を活性化し、エネルギーを増やして危険から身を守るための反応を引き起こします。

・交感神経の活性化により、血液が筋肉に送られ、目が覚めたり、興奮した状態になることがあります。

 

副交感神経系

・副交感神経は「安静・消化反応」を促進する役割を持ちます。

・リラックスや休息時に活性化され、消化吸収を促進し、心拍数を低下させ、体の修復や再生を促します。

・副交感神経は体をリラックスさせ、エネルギーの節約や修復を行うための状態を作り出します。

・副交感神経の活性化により、体がリラックスし、消化器官が働きやすくなります。

交感神経と副交感神経は、常にバランスを保ちながら体の機能を調節しています。

ストレスや興奮状態では交感神経が優位に働き、リラックスや休息時には副交感神経が優位に働きます。

この2つの自律神経のバランスを保つことで、体は正常に機能し、健康を維持することができます。

 

ドライヘッドスパ中の睡眠効果

ドライヘッドスパ中の睡眠は、心身の疲れやストレスを解消し、リラックス効果を高めることができます。

また、頭皮のマッサージや血行促進効果により、頭部の緊張や頭痛の緩和、睡眠の質の向上などにも効果が期待されます。

そのため、ドライヘッドスパを受けることで、より効果的なリラックスやストレス解消、睡眠の質の向上を期待することができます。

また睡眠中には、脳波が安定し、心拍数や呼吸が穏やかになり、体温や筋肉がリラックスします。

このような状態になることで、ストレスホルモンの分泌が抑制され、リラックスホルモンであるセロトニンやメラトニンが増加し、心身のリラックスや安定を促進します。

 

ドライヘッドスパでの「寝落ち」とは?

ドライヘッドスパは、頭皮をもみほぐしていくことで頭の疲れを解消しながら心地よいリラクゼーション状態を身体に引き起こします。

そうすると、施術中にウトウトしたり、眠ってしまったりする方も多いのですが、これは本当に多くの方が体験することなので決して恥ずかしいことではありません。

むしろ、寝てしまった方が施術後に爽快感を感じられることも多いはずです。

このドライヘッドスパの施術中の「寝落ち体験」は、ベッドで横になって寝る感覚とはまた異なり、ゆっくりと夢の世界へ誘われているかのような独特の体験なのです。

まだ体験したことがない方は是非一度ドライヘッドスパとともに体験していただきたい感覚です。

 

ドライヘッドスパでの「寝落ち」の効果

このドライヘッドスパ中の「寝落ち」には身体と心に多くのメリットがあると言われています。

ドライヘッドスパの効果で血管は広がり、呼吸は深く、筋肉は緩んだ状態での睡眠なので、副交感神経も優位になっており、短時間であっても”深い眠り”を体験することができます。

またストレスホルモンの分泌が抑えられ、深い眠りにつながるだけでなく、頭皮の血行も良くなります。

これにより、髪の健康も保たれ、髪のボリュームやツヤが改善されることもあります。

よくドライヘッドスパ中に10分間寝る効果は8時間の睡眠を取ることに匹敵するとも言われていますが、ドライヘッドスパ中に睡眠して、施術が終わった時の爽快感はとても心地よいものがあります。

 

まとめ

ドライヘッドスパで眠ってしまうのは気持ち的には勿体無い気がしますが、勿体なくありません。

自律神経はストレスを受けたり、不規則な生活によって乱れます。

自律神経の乱れによる症状は様々ですが、体のだるさ、不眠、頭痛などを引き起こすので、日常生活に支障をきたすようになっていきます。

現代社会は交感神経が優位になりやすい生活になりがちなため、意識的に副交感神経を優位にする時間を作ることが大切です。

そのために一番良いとされていることはマッサージを受けることです。

体のマッサージは全身をほぐすことでリラックスできますが、特に有用なのは頭のマッサージです。

ドライヘッドスパを受けることによって意識的に副交感神経を作用させて筋肉を緩め、上がった血圧、体温を低下させることに期待ができ、身体がリラックスした状態になりやすいです。

また、頭の筋肉が凝っていると、筋肉の間にある帽状腱膜が引っ張られて、頭の毛細血管を押しつぶしてしまいます。

そのため、頭の血行が悪くなり体に良くない影響を及ぼします。

頭には副交感神経を優位にするツボが多いため、自律神経を整えることができます。

頭や体にあるツボを押していくことでリラックスし、その日の睡眠の質を良くすることができます。

心身の不調のほとんどが睡眠不足が原因と言われており、ちゃんと睡眠が取れれば、体のさまざまな不調は改善されるのです。

お客様によっておすすめの施術の頻度は違いますが、はじめの一ヶ月は週に一度の施術を目安にしていただいて、2~3ヶ月目以降は2週間に一度の施術でも、早くほぐれるようになります。

頭が柔らかい状態を体に覚えさせることで、頭も凝りづらく、疲れも溜まりにくくなります。

ヘッドミント京都祇園店の紹介

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店名 ヘッドミント 京都祇園店
住所

京都府京都市東山区祇園町北側270−4 Gion Hanaビル 6F

電話番号 075-525-1230
営業日 10時~23時00分(最終受付は22時)
定休日 年中無休
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